鬼物語
阿良々木暦たちを突如襲った謎の現象。かつて最強の吸血鬼だった忍野忍は、400年前にも目にしたことがあったと言う。その現象の正体は何か?そして暦たちに訪れる事態とは?
おなじみ『化物語』シリーズ。『傾物語』の続編っぽい本作ですが、『囮物語』の後を受けてのシリーズ最終巻の方が気になってもいたし、忍は一番興味のないキャラ(失礼!)なので、はじめはスルーしようかとも思っていました。しかし読んでみて正解。いや、物語自体で言うと、もう当初の面白さを完全に失くしてしまっており、スルーしてもよかったようなレベルではありました。だらだらとページを埋めるためだけの昔語りが大半で、もうどうしようもねーな、って感じでした。しかし本書ではこのシリーズのファンなら黙って見過ごすことのできない大事件が起きるのです。わりとパターンかなとも思うものの、ここだけは必読。あともうひとつ、以前から名前の出ていたキャラが初登場したのも、まあ事件ちゃあ事件ですかね。ふうん、こういうキャラなのかという程度ではありますが。
さあシリーズもこの巻のあと、『恋物語』で終了(のはず)。いよいよって感じですが、最後くらい強烈なインパクトを残してほしいですね。
”大事件”がなければ星はふたつにしたいところでしたが、○○○○○に免じて(?)特別大サービスの三つで。
オススメ度:☆☆☆


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