イニシエーション・ラブ
「2004年本格ミステリベスト10」第六位。合コンで知り合った若い二人が恋に落ちるが、男の転勤をきっかけに二人の間にやがてすきま風が吹き始め…恋愛小説のままストーリーが進み、最後のオチがミステリー関係者やファンに支持されたようです。私はむしろミステリー仕立てのスタンダードな恋愛小説のように感じたのですが……
あれ?どうもしっくりこない…もしかして私、勘違いしてたのでは?と思い直したのは読み終えて、しばらく経ってから。私の理解力が作品に追いついていなかったのですかね。やはり真にしたたかなのは女性だったということかと思っていたら、女性は女性でも、最初かわいそーとか思っていた登場人物の方だった?…どうもよく読みなおしてみないと…
登場人物に感情移入しやすい、きめの細かい描写なのでてっきり女性作家だと初めは思っていましたが、どうやら男性だったようです。
(追記)めちゃめちゃ詳しく分析してあるサイトがあり、その説明を読んではじめて「なるほど、そういうことだったのか!」と腑に落ちました。やはりラストのオチは私の読み違いらしいのですが……しかし、自分の理解力不足を棚に上げて言うと、仕掛けは凝っているのですが、落とし方がもう少し他になかったのか?という感じがしないでもない。万人向けではなく、コアなミステリーファンのための推理小説、といったところでしょうか…(負け惜しみ)
オススメ度:☆☆☆☆
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イニシエーション・ラブ (文春文庫) 著者:乾 くるみ |
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コメント
乾くるみは男性です。
投稿: りとる | 2007年12月23日 (日) 17時35分
そうなんですってね。りとるさん、ありがとうございます。
投稿: 管理人 | 2009年7月19日 (日) 15時54分